現代医療と漢方の考え方について

子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)の原因・症状

子宮がんは癌が出来る場所により、以下の2つに分けられます。
 
・子宮頸がん
子宮頸がんは子宮の入り口にできる癌で、ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染が原因、通常は免疫力で排除できるが排除できないと、癌化するばあいも。 通常は発見されやすい。そのため免疫力を弱らせないことが重要
 
・子宮体がん
子宮の内膜にできる癌で、女性ホルモンであるエストロゲン・プロゲステロンの分泌のバランスが乱れ、子宮内膜にエストロゲンが増殖し続けることが原因で前がん状態になるので、ホルモンバランスを保つことが重要
 
症状は子宮頸がん・子宮体がんとも、生理ではない時の出血、性交渉の時の出血、おりものに血が混じる等の変化、下腹部や腰の痛みなどが主な症状です。

子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)治療と副作用

子宮頸がん、子宮体がんなどの病気の進行に合わせ、切除手術・放射線・抗がん剤が選択されます。子宮体がんは女性ホルモンとも関係してくるため、ホルモン療法も選択肢があります。
 
副作用として骨髄抑制、便秘・下痢、食欲不振、吐き気、口内炎、脱毛などが主です。
特に虚弱な健康不良や貧血の多い女性の方は注意が必要です。
 
副作用を防ぐにも、患者自身の気力、食欲、体力、免疫力を高めていく必要があります。

子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)の末期と余命

乳がんが末期の状態まで進行すると子宮の周りだけではなく、肝臓や肺など離れた場所にも転移することが多く、状態により手術や抗がん剤治療などを行う場合もありますが、身体に大きく負担がかかる治療のため末期の状態であれば、体力低下や栄養状態低下などのリスクを伴います。
 
子宮がんは様々ながんの中でもステージⅠの状態で早期発見出来れば、5年生存率は90%以上、ステージⅡであれば70%以上で治りやすいがんです。進行した子宮がんは転移がみられると治療も困難になり、ステージⅣの方の5年生存率は約20~17%まで下がります。治療を継続するのか、副作用に耐えられる身体なのか、辛いながらも頑張って行っている治療に効果が出ているのか、立ち止まり考えることも必要と思います。
 
治療を継続する、継続しない、どちらを選択しても気力、食欲、体力、免疫力を温存できる方法を日常生活に取り入れていく必要があります。

子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)で悩んだときに検討して欲しい漢方について

・病院で処方される保険で使われるエキス漢方薬
主に「十全大補湯」、「補中益気湯」が気力・体力維持や栄養状態向上や免疫力向上、がん治療(手術、抗癌剤、放射線、ホルモン療法)などの副作用軽減などを目的として処方される場合があります。
 
その他女性の血液の滞り(瘀血)を改善するものとして、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、加味逍遥散などの血の道の漢方薬などを併用するといいと思われます。
漢方に詳しい医師に処方してもらうとよいです。
 
・医療保険の使えない漢方
保険漢方エキス剤の効果に満足を得ていない医師や、漢方専門薬局が自分たちの専門知識を生かして、がん患者さんの症状に合わせて処方する漢方です。上記のような効果が弱いものではなく、効果を強化したものもあります。ただし漢方医師や薬剤師などにも見立てやさじ加減があるので効き目は様々です。自分にあった治療を行う人を探す必要があります。
 
サプリメントなどは以下の情報に注意しながら、検討されるといいと思います。


国立がん研究センター がん情報サービス 代替療法(健康食品やサプリメント)
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/alternative_medicine.html


子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)末期の生存率を高めるには

子宮がんは早期発見で治りやすいがんです。子宮がん末期の場合は、余命を宣告されるという可能性が高く、体力、免疫力が弱っている状態です。病院の治療を行う・行わないという選択がありますが、治療の影響や負担をいかに減らし、気力、食欲、体力・免疫力を取り戻し、治療に耐えられる身体に変えていくこと事が大事です。
 
傷ついた身体を立て直すことで延命に繋がっています。目指すべきは癌との共存です。
抗がん剤の副作用を減らすこと、気力、食欲、体力を薬膳、食事療法や有益な漢方薬やサプリメント、その他の代替医療なども取り入れるという手もあります。

子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)対策のまとめ

女性は子供を産む身体になっていますので血の道の対策が必要だと考えています。
そのために体温が低かったり、頭痛や生理痛、便秘や下痢、浮腫みや神経症などの様々な血の道や女性ホルモンバランスなどを漢方薬で対策していくことがお勧めです。
 
婦人科系の漢方薬などは産婦人科でも処方して頂けますので、漢方に詳しい産婦人科などを受診されてみてください。子宮がんの場合は、がん治療の事を中心に考えるのでなく、血の道に関わる血行不良があるのではないかと考える必要はあります。
 
特に桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、加味逍遥散などの漢方薬は血の道症に有効です。
またホルモンバランスも重要ですので、そのホルモンバランスを整える際には、高麗紅参がお勧めです。抗ストレスや抗疲労作用や滋養強壮作用、免疫力向上作用もあります。
お勧め量は、1日6g~20gです。かなり体感できるはずです。ぜひ子宮がんのステージ3以上の方は取り入れてみてください。
 

漢方薬剤師 中尾典義

子宮がんの闘病時の気力、食欲、体力、免疫力の確保の方法を知りたい方

 
 

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