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アルコール性肝障害、脂肪肝などの肝臓肥大の原因と対策、漢方薬など

アルコール性肝障害、脂肪肝などの肝臓肥大の原因と対策、
漢方薬などを漢方薬剤師が解説します。


 

◆肝臓肥大とは

 
肝臓は、体内でエネルギーの代謝や貯蔵、からだに有害な物質の解毒、いらなくなった老廃物を流してくれる胆汁の生成・分泌という、主に3つの働きを行っています。
 
そのほかにも、ビタミンやミネラルの貯蔵や、細胞や筋肉の生成に必要なたんぱく質の生成など、多くの役割を担っており、ひとが生きていくのを根底から支える非常に重要な臓器です。
しかし、肝臓になんらかの原因で過度にストレスや負荷がかかってしまうと、肝臓が腫れたり、肥大化したりすることがあります。
 
この肝臓が腫れ、通常よりも大きく肥大してしまった状態を肝臓肥大といいます。
 

 


 

 ◆肝臓肥大の原因

 
肝臓の肥大化は、多量の脂肪が肝細胞に蓄積する病態である脂肪肝によって起こります。脂肪肝では、肝細胞ひとつひとつに脂肪が沈着し、膨張するため肝臓全体が肥大化するのです。
 脂肪肝の原因として以下のような病態があげられます。
 

  • アルコール性肝障害

アルコールを長期に大量に摂取することで生じる肝障害で、飲酒による血流の低下や、アルコール代謝物質の増加が原因と考えられています。
アルコールを多く摂取すればするほど、病態は悪くなり、アルコール性脂肪肝から、肝線維症、肝炎、肝硬変へと悪化していきます。
 

  • 肥満もしくは過栄養

肥満や食べ過ぎなどの過栄養の状態となると、体内で分解されずに余った脂肪は肝細胞にも沈着するため、脂肪肝となります。
 

  • 糖尿病 

糖尿病患者では、血糖値を下げるインスリンの働きがにぶくなり、体内の糖が分解されずに血液中に多く存在しています。すると、血糖値を下げようと肝臓は糖を取り込み貯蓄します。取り込まれた糖が脂肪として貯蓄され脂肪肝となります。
 


 

◆肝臓肥大で気をつけること

 
肝臓肥大や脂肪肝を放っておくと、肝炎や肝硬変、肝不全へと病態は進んでいき、徐々に肝臓は機能しなくなります。
 
肝機能が働かなくなると、消化管出血や腎機能の低下や腹水や浮腫、黄疸や脳症など様々な全身症状が現れるため、早めに治療する必要があります。
 
アルコール性脂肪肝では、断酒が基本となり、断酒することで急速に改善がみられます。一方。肥満や糖尿病などが原因の脂肪肝では、食事療法や運動療法のほか、ストレスを解消していく必要があります。
  

 


 

◆肝臓肥大と漢方

 
 肥満体質による肝臓肥大には、体内の老廃物を排出したり、解毒したりすることで、肝臓に沈着した過剰の脂肪を徐々に取り除いていく漢方薬があります。
 
 また、肝機能障害を伴う肝臓肥大には、体内や肝臓の血流を改善したり、ストレスやエネルギーが体内に停滞するのを改善したりして、肝機能の改善や肝臓の脂肪を燃焼する漢方薬もあります。
 
ちょっと特殊な漢方薬になるので、保険適用範囲内の漢方薬ではありません。
アルコール性肝障害、脂肪肝、肝硬変などの肝障害、肝炎の漢方薬に関してはそれに詳しい漢方薬剤師などの専門家にご相談ください。

 


中尾 典義(なかお のりよし)

榎屋相談薬舗 株式会社 代表取締役
(社) 日本漢方連盟 漢方委員
資格:薬剤師
担当:がんや免疫疾患、なかなか回復困難と言われた様々な病気に対応します。


1968年福岡県行橋市生
岡山大学大学院薬学研究科修士課程修了
元吉富製薬㈱東京研究所にて免疫抑制剤の研究(現田辺三菱製薬)研究所を退職後、漢方を心座右。
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中尾 典義(なかお のりよし)

■経歴

岡山大学薬学部合成薬品製造学教室卒業後 薬剤師免許取得
岡山大学大学院薬学研究科修士課程修了
吉富製薬(株)東京研究所 創薬研究員(現 田辺三菱製薬(株))
退職後 漢方を志し、福岡市の大賀薬局(株)にて漢方調剤を学ぶ
福岡県鞍手郡の相生会宮田病院で病院薬剤師として勤務。
福岡医師漢方研究会や独学、メーカーの勉強会などで漢方を学び
平成7年に福岡県行橋市で漢方薬局を開局
漢方薬や健康食品メーカーなどの講師、学術顧問を引受け
現在、榎屋相談薬舗株式会社 代表取締役 薬剤師
 

■担当

ガンや免疫疾患、腎臓病、回復困難してる慢性病等(予約制)
 

■自己紹介

昭和43年生まれ
行橋市の相談薬局の4代目として生まれる。
現在福岡市在住
漢方処方の研究と実践、製品開発に取り組む。
大学、大学院、製薬会社研究所にて薬の創薬研究をしていました。 研究者として論理的で積極的に新しい治療薬、治療処方を探索しつつ 漢方薬剤師として現代治療薬の良いところ、漢方薬の多様でファージーなところを 踏まえ、過去様々な患者さんの応対、状況把握を通じて、患者さんに何が最適なのか? 早期回復には何が必要なのか?
その組合せなどをアドバイスし、処方しています。
 

■趣味

自分の漢方薬剤師として患者さんや社会貢献をし続ける、また一度きりの人生ですので、自分のパフォーマンスを発揮する上で、健康回復、病気予防、自分の生命エネルギー向上させることが趣味です。世間で言われている難病など難しい病気の漢方処方を組み立てるのも趣味です。
ビジネスや歴史の本、哲学書や人生訓、経営学の書籍などを読むことが好きで、移動中はもっぱら本を読む時間にあてています。
祖父、曽祖父が陸軍薬剤官として出征していたので、その血を受け継いだと思いますが、 東北大震災で活躍した自衛隊を見て、自分で国家緊急時には何かできないかと思い、予備自衛官になりました。自衛隊と将棋も趣味です。

 

■尊敬する人

ご先祖。漢方の大家として中神琴渓、老子、楠正成、孫子、山田長政など

 

■性格の自己分析

明るく、快活、プラス発想で、思い立ったらすぐ実行するタイプです。その一方で理論的、分析家で、対処法を組み立て困難があっても挑戦していきます。
まず直観力があるので、結論から言葉を始める癖があり、一般の人には理解されにくいことがあります。スタッフや嫁さんより、「あなたは宇宙人みたい。」と言われたことも多々あり。
お客さまから「あなたのお薬で本当に良くなった。」「本当に中尾さんの言うとおりになった。」「中尾さんが本当に患者さんのことを考えて、親切にしてくれるから感謝している。」など良い結果や信頼のお言葉を頂けることが、医療人、薬剤師として嬉しく思います。
自然を愛し、やさしい性格から、人の上に立つ人間で、経営者であり、 医療人としての人生を全うしようと考えています。
 

■お客様と話していて、どんな瞬間がうれしい?

お客さまから 「あなたのお薬で良くなったよ。」  
「中尾さんが本当に親切にしてくれるから感謝している。」 など
良い結果や信頼のお言葉を頂けることが、医療人、薬剤師として嬉しく思います。
 

■和漢方について

我が薬局の家訓に「応病施薬、臨機応変」とあります。『病気に応じて、臨機応変に最適の薬を施す。』これが私たち榎屋相談薬舗株式会社の原点です。 私はいわゆる今の漢方薬については少し問題点があると考えています。 漢方の処方は四千~何百年前という長い時間と挑戦を経て、出来てきました。
しかしその時代の原産地である大陸の風土と生薬成分。現代日本人の食生活、体力、免疫力、体質、生活習慣があまりにも違いすぎると思われ、その古来の大陸の処方でいいのか?という疑問があります。
また弊社に問い合わせに来られる方はさまざまな病院の治療薬を飲んでいます。その場合は体質が変化し、証が壊れます。そのため治る力が低下している現代人は、漢方薬が効きにくくなっているのも事実です。
だからこそ、そのマイナス要素を考えて現代日本人に合う処方を組み立てていかなくてはいけないと思っています。私たちは漢方処方というだけでなく、生薬や動物生薬、食品材料などを組み合わせた最良の組合せの処方を考えていく事に気を配っています。 日本人による、日本人に最適な漢方を。
それが和漢方という考え方です。

 

 

■弊社にお問い合わせくださるお客様へ

榎屋相談薬舗は、創業明治40年 私で4代目の老舗です。
初代からの「応病施薬 臨機応変」の家訓を元に、私どもを頼ってくださる
患者様に、現在の病院での治療経過を踏まえた上での最適解、最適なご提案をさせて頂いています。 弊社スタッフも成長し、まだ若いですが、しっかり人間的成長もしています。 どうぞご安心してお問い合わせください。 全国から多数のご相談を頂きますのでお待たせすることもあります。 そのため、必ずご予約をお願いいたします。
 

■私の研究者としての実績

1)大学院時代 βカルボリン誘導体の不斉合成法
Asymmetric Syntheses of 1-Alkyltetrahydro-.BETA.-carbolines and a 9-Thio Analogue.
CHEMICAL & PHARMACEUTICAL BULLETIN. 1991, 39(12):3338-3340
 
2)吉富製薬(株)東京研究所時代 免疫抑制剤FTY720の創薬 
・Synthesis and Immunosuppressive Activity of 2-Substituted 2-Aminopropane-1,3-diols and 2-
Aminoethanols1,2
J. Med. Chem., 2000, 43 (15), pp 2946–2961
3)DESIGN, SYNTHESIS, AND STRUCTURE-
ACTIVITYRELATIONSHIPS OF  2-SUBSTITUTED-2-AMINO-1,3-PROPANEDIOLS: DISCOVERY OF  A NOVEL IMMUNOSUPPRESSANT, FTY720.
https://www.chem.wisc.edu/deptfiles/chem343-gellman/F13_LecNotes/Fingolimod%20discovery.pdf
 
この私が初めて作り出した化合物FTY720(Fingolimod)が田辺三菱製薬(株)より、ノバルティス社に導出され、全世界80か国、難病多発性硬化症患者さん9万人以上が使用しています。 医薬品名(イムセラ / ジレニア)
https://www.mt-pharma.co.jp/shared/show.php?url=https://sodando.jp/ir/kojin/future/imu.html
(FTY720の構造式)
 
※上記の件で田辺三菱製薬(株)より、実績報奨対象となりました。
 

■獲得した特許

1)抗マラセチア剤
(日和見感染症やマラセチア感染などの真菌感染症の治療、予防のための製品の提供)
2)経口投与生成物
(天然由来の生薬を含有し、循環器機能を向上させながら皮膚状態を改善することができる経口投与組成物を提供する。)
 

■今後の研究活動への想い

私は創薬研究者上がりの漢方薬剤師です。 現在の医療には様々な問題があると感じています。 その問題の解決法の一端を今後も研究者の目、漢方薬剤師として患者さんと日夜対応している現場の目、製品を作り出すメーカーとしての目、医師や研究者、スタッフと一緒に活動していくマネージャー、経営者としての目で、よりよい品質と効果を出せるものを今後作り出す予定です。
 現在、私が考えた「榎屋さんの和漢さぷり」シリーズを企画検討中です。
皆様の健康回復にお役に立てることを願っています。
 

■薬剤師免許書

 
 

■雑誌「統合医療で癌に克つ」に掲載されました。

 

■私のブログ「日本の社長をもっと元気にする漢方薬剤師」

 
今後とも温かい目でご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 
 

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